猫をペットとして飼う時に考えておかなければならないことを紹介しましょう。
よく言われるように犬と猫では同じペットでもまったく習性が違います。
家の中でも猫は自分が一番偉いと考えているのです。
他の猫がいるわけではないからです。
自分の家の猫がいうことを聞かないというのは当たり前ということです。
そのような時は触らぬ神に祟りなしという態度しかありませんね。
したがって、ペットとして飼っていても、買主に対する忠誠心と言ったものは持たないのです。
それが人間であっても同じことなのです。
それから、猫には縄張りという意識があります。
猫は自分の行動を自分の判断で決めるということです。
そのため、猫はプライドが高いということとマイペースであると言えます。
ですから、他の猫が自分の縄張りに入ってくると、強烈に威嚇するのです。
躾けの本などを見ても、犬の躾けのことはたくさん書いてありますが、猫の躾けのことは大抵ありません。
無理やり躾けをしようとすると、逆に引っかかれてしまうということになるのです。
また、人間に対して威嚇しても効き目がないとわかっているのです。
このような習性をよく知って仲良く付き合うことですね。
ペットと言っても人間の所有物にはならないということです。
もちろん、家の中だけで飼っているケースには縄張りの意識は少し違ってきます。
そのような猫の習性を理解してから飼わなければなりません。
猫は基礎的に単独行動です。
群れをなすことがありません。
また、発情期や子育ての期間になるとそれは顕著に表れます。