ミニチュアダックスを飼うときに覚悟していていただきたいのは、ミニチュアダックスも病気になるということです。
もちろん、一度も病気にならないまま一生を終える場合もありますが、十数年も生きるのですから、大きな病気ではなくとも、小さな病気には何度かかかることは当たり前のことと思っていてください。
時には、大きな病気にかかることだってあり得ます。
そのような場合でも、狼狽えたりせずに、すぐに病院に連れて行くことが出来ますか。
ミニチュアダックスは、言葉も話せないですから、どのように痛いのか具合が悪いのか、まったく判断がつかないでしょう。
素人考えで、温めたり、冷やしたりしてはいけません。
すぐに獣医のもとに連れて行ってあげるだけの経済的な余裕も必要です。
ミニチュアダックスをはじめ、動物が病気になった場合、保険がききませんから、かなり高額な治療費がかかります。
ちょっとした診察でも数万円は覚悟しておくべきでしょう。
手術などになったとしたら、数十万円が普通です。
もっとも、最初からそんな大病をすることを考えてミニチュアダックスを飼うわけではありませんが、万が一、そのような状態になったとき、あなたは治療費を払えますか。
払えなくて病院にも連れて行けないというのであれば、飼うのをもうしばらく待ったほうが良いと思います。
治療させてもらえないミニチュアダックスも可哀そうですが、満足な治療を受けさせてあげられないあなたは、罪悪感で立ち直れないかもしれませんよ。
ご両親や兄弟など、とりあえず当てにできる人がいるのであれば良いのですが、さもなければ、もう少々、経済力がつくなり、貯金が貯まるなりするまで待つことをお勧めいたします。