ミニチュアダックスに「お座り」を教えて、それが出来るようになったならば、次は「待て」を教えてみましょう。
動物は普通、「待つ」ことをしませんが、教えることによって、それも出来るようになります。
本当に賢いですね。
ミニチュアダックスに、「待て」を覚えてもらうには、まず向かい合って座ります。
ミニチュアダックスの方には、覚えたての「お座り」で座らせましょう。
それから、ミニチュアダックスの顔の前に手をかざしながら、「待て!」と言い、それとともに一歩、後ろへ下がります。
そのたった一歩下がるのを待てないで、動くのが普通です。
ですから、出来なくても怒ったりしないであげてくださいね。
根気よく、続けることが大切です。
また、根気よく・・・と言いましても、ミニチュアダックスのほうが、つまらないと感じたり、飽きてしまったような感じがしたら、もうやめてください。
そうなってしまうと、もうやる気もないと思って良いです。
ミニチュアダックスは、なんでも楽しんで覚えるのが好きなのです。
「待て!」といって、一歩下がるのが出来たら、必ずご褒美に好きな食べ物をあげて褒めてください。
そして、ほぼ確実に出来るようになったら、下がる距離を、一歩から二歩にし、三歩、四歩と増やしてゆきます。
その際に、ミニチュアダックスが動いてしまったら、最初の手順からやり直します。
かなり離れて待つことが出来るようになったら、今度は待つ時間を少しずつ長くしてゆきます。
一分も待てるようになったら優秀でしょう。
これで、あなたのミニチュアダックスも、確実に「待て」が出来るようになると思います。