しつけと命令は違います。
このときのポイントは、必ず現行犯で叱るようにすることです。
大きな声で褒めてしまうと、褒めているのにネコはオーナーが声を荒げて怒っているのかなと思ってしまうからです。
ネコの叱り方は、悪いことをしたときには、すぐにその場で「駄目」と叱るようにしてください。
ネコをうまくしつけるには、ネコの習性をきちんと理解してその習性を利用して叱ったり褒めたりすることがポイントです。
ただやみくもに大声をあげて注意すればいいわけではありません。
そして一度駄目だと叱ったことに関しては、ネコが知覚できるまでその都度必ず叱るようにしてください。
見つけてしばらくしてから叱ったとしても、ネコにはなんで叱られているのかまったく理解できません。
ネコにとってのいい環境に一番大きな要素となるのは、オーナーの態度です。
ですから褒めるときにはやさしく穏やかな声でネコを褒めてあげて、リラックスできるようにさせてあげましょう。
同じことをしたのに、叱ったり叱らなかったりとオーナー側の気まぐれで態度を変えてしまうことは絶対にしないでください。
このときのポイントは、大きな声を出して褒めないことです。
ネコとしては、いかにしていい環境の中で過ごすことができるかが一番大切なことなのです。