前回、お散歩中の無駄吠えをしないように躾けのお話をいたしましたね。
そこで、「リード」を引っ張るという話がでてまいりましたので、今回は、「首輪に慣れさせる」というタイトルにしてみました。
リードというものは、首輪にくっつけて使用するものですから、まずは首輪をちゃんとしてくれるようにならないといけません。
ミニチュアダックスも犬であり、動物ですから、本来は首輪のようなものを自分の身体につけることをあまり歓迎しません。
ですが、お散歩するにはリードが必要ですし、リードを付けるためには首輪が必要ですから、なんとかして慣れさせなくてはなりません。
また、万が一、迷子になった場合であっても、首輪によって自分のミニチュアダックスであるということを主張できますし、首輪に住所や氏名などを書いておけば安心です。
首輪を付けるにあたって、最初からほとんど嫌がらない犬もいますが、たいていは嫌がる場合が多いです。
それでは、どのようにしたら良いでしょうか。
嫌がるのを無理やりつけるのではなく、ミニチュアダックスが何かに集中しているとき・・・そうですね、餌を食べているときよりは、何かで遊んでいるときが一番良いでしょう。
その遊びに集中していときを見計らって、首輪をとりつけてみます。
嫌がらなければ、そのまま少しの間、つけっぱなしにしておいてから外しましょう。
嫌がった場合には、すぐに外すのはよくないです。
そのようなことをしますと、犬のほうでは「嫌がれば外してくれるんだな・・・」というように学習してしまうからです。
嫌がって、可哀そうではありますが、しばらくそのままにしておき、また遊びに集中しだしてから外します。
それを何度も繰り返すことで、徐々に慣れてゆきます。