ちょっとしたことでも驚くタイプのネコの場合よく見かける光景ですが、あまり動じないタイプのネコの場合はあまりなることがありません。
ネコはリラックスした状態でいるときしっぽを垂らしています。
これはネコが怖がっている証拠です。
ネコがしっぽはもちろん全身の毛を逆立てて、すぐに元に戻ったときにはネコがびっくりした状態であると言えます。
大好きなオーナーが寝ているネコの近くを通ったり、声をかけたりすることでネコの感情が動きそれに合わせてしっぽもピクピクと動くのです。
これは寝ながらも大好きな人の声を聞き分けている証拠なのです。
ネコが立ちつくした状態でしっぽを左右に振っているときは、ネコが見慣れないものをみて悩んでいる所です。
抱き上げた時にしっぽを見るとネコが今喜んでいるのか嫌がっているのか知ることができます。
ネコのお腹を上にして抱き上げたときにネコのしっぽがネコのお腹にくっつくことがあります。
ですから怖さゆえにしっぽが硬くなっておなかにくっつくのです。
相手のことを観察している状態なのですぐに行動を起こすわけではありませんが、相手を敵と判断すると攻撃にうつるかもしれないというやや興奮した状態を示しています。
ネコは寝ながらしっぽの先を少しピクピクと動かす習性があります。
バタバタと早く動かしているときには下りたがっているということなので、下ろしてあげてください。
引き続きネコのしっぽの習性についてお話します。
また抱き上げたときに、しっぽをばたばたと動かしていたら、それは人の赤ちゃんと一緒で抱っこされたくないということです。